SECCON 2015 決勝大会出場の「nw」ってどんなチームだ?と思った方へ

はじめまして

チームのリーダーをしています。大阪大会「CSIRT演習」に優勝し、決勝大会(international)への出場権を獲得しました。
http://2015.seccon.jp/finals.html
わたしも2013年度の大会を会場に見に行ったことがありますが、当時どのような所属のチームが参加しているのか気になったため、自己紹介をします。


チーム名「nw」について

チーム名の由来は、所属企業の頭文字と"ネットワーク"のダブルミーニングです。大文字でも小文字でもどちらでもOKです。

英語のチーム紹介文とその解説


We are CSIRT!! We come from Osaka; the biggest city in western Japan. Our proud mission is to use Word, Excel, Outlook and PowerPoint as a means of defensing company's brand and information assets against cyber threats.


大阪に本社を置く企業のCSIRTのメンバーを中心に構成しています。インシデントハンドリングの業務においては、技術的なスキルよりも、組織内外や経営層への説明スキルが求めらます。Outlookパワポだけで企業を守っているセキュリティエンジニアも、世の中にはたくさんいらっしゃると思います。わたしたちはそういったサラリーマンエンジニアの代表になりたいです。


SECCONへの参加状況

SECCONは2013年度から参加しています。sutegoma2のリーダーのtessyさんに講演をいただいたときに、セキュリティ人材育成の取り組みのひとつとして自分も参加しようと思ったのがきっかけです。これまではオンライン予選を中心に挑戦をしてきましたが、地元大阪でCSIRT演習が開催されることとなり、地区大会に初めて参加しました。

2013年10月、所属企業においてサイバー攻撃の被害が発生しました。対策のためのプロジェクトチームが急遽で発足となり、私はそのメンバーになりました。当時の社内には、優秀なセキュリティ技術者がいないなことは明らかでした。喫緊の課題解決のため、当時まだ20代だった私は「自分がなる」という最も安直な選択をしました。セキュリティ技術者としてエースとなることを目指して2年が経ち、ついに目標だったSECCONの決勝大会に出場することができます。
このようなチャンスをくださった実行委員会のみなさまに、深く感謝をしています。


決勝大会(international)へのいきごみ

決勝大会への出場が目標でした。このため(CTFによる予選突破ではないものの)すでに目標をしたといえます。CSIRT演習というワンチャンスをいただいて決勝大会の切符をいただきましたが、企業CSIRTの我々にとってCTFの競技内容は専門ではありません。このため決勝大会では、結果よりも大会の成功に貢献することを目標としたいです。ご質問やインタビューなどは、大会前、競技時間中、大会後のいずれであっても喜んでお受けいたします。
コンタクトはこちらまで:

わたし個人のミッションは、この機会を自社における経営層や社員にセキュリティの重要性を訴えるための題材にすることです。また大会後は、自分たちが所属する自社、グループ会社、日本CSIRT協議会、関西地区、社会人からセキュリティを始めたひとなどに、CTFを勧めていきたいです。


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