Win8でiSECPartnersのjailbreakを実行してクライアント証明書を入手

はじめに

インストール済みの証明書をcertmgrでエクスポートしようとしても、

のような画面が表示されて、秘密キーをエクスポートできないようにロックがかかっていることがあります。ただこのような場合でも、iSEC Partnersが提供しているjailbreakを実行するとダウンロードができると聞きました。
(まずはこの記事を読むこと。)
init.rc • エクスポート不可能に設定された電子認証をエクスポートする方法


ただしこのJailbreak-Windowsは、ここにも書いてあるように、Windows XP, Vista, 7では動作検証されているものの、Windows 8は対象になっていません。Windows 8の場合は、この記事のまま実行してもクライアント証明書をエクスポートできないのです。
Windows 8で実行するとこんなかんじのエラーが出ます。

Error sizing blob: -2146893813
This is because jbstore2 is not working, please e-mail cclark or andreas.

使い方

Windows 8の場合は、
iSECPartners/jailbreak・GitHub
からJailbreak 4.0をダウンロードして、解凍して、次のコマンドを管理者権限で実行したコマンドプロンプトから実行すればout.pfxが手に入ります。binariesフォルダにあるjailbreak64というツールを経由して実行するのがミソみたいです。32bit版の場合は、適宜数字を読み替えてください。

C:\Users\XXX>cd Desktop\jailbreak-master\binaries
C:\Users\XXX\Desktop\jailbreak-master\binaries>jailbreak64 jbstore2_64.exe -1 -n "SUPERSECRET KEY"